35歳から登山デビューし、月1程度で山登りを楽しんでいます
キャンプギアを一部流用できるとはいえ、ザックや靴、ウェアなど色々と装備を整えないと登山はできないものだと思っていましたが、ワークマンなどで安く服をゲットし無事登山デビューできました
登山にハマるかわからず、様子見としてできるだけ低予算で揃えた登山装備をまとめます
この記事を書いている時点で登山歴は3か月、登った山は5つ(日本百名山2つ)の素人なので、しっかり道具を揃えたい方は参考にしないでください
アニメ「ヤマノススメ」で予習
私が登山を始めたきっかけは、キャンプギアを軽量化しているうちに登山に興味が出てきたのが始まりでした。
最初は登山用の服や靴がすごく高そう、30歳過ぎて今更始めるのは体力的にきつそう、というイメージで、興味があるものの最初の一歩が踏み出せずにいました。
そんな時、女子高生たちが山登りをするアニメ「ヤマノススメ」を見て考えが変わりました。
あくまでフィクションですが、登山は気楽に始められることを知り、楽しみ方や登山に関する知識だけでなく、登山の辛さなどもアニメの中のJKたちから学びました。
1期は1話3分×12話の構成となっており、U-NEXTやABEMAプレミアムの無料体験期間中に余裕で見ることができるので、楽しく登山について知りたい方にはオススメです。
2期、3期は1話14分、4期は1話24分となりますが、良いストーリーだったので一気見しました。
まずは低い山でデビュー 用意するもの
必須アプリ「YAMAP」
予習後、山登をやってみよう!となったらまずは標高が低く登りやすそうな山から始めるのが良いかと思います。私は標高800mくらいの、山頂には車で行けるような山から始めました。
登る山探しは「YAMAP(ヤマップ)」というスマホアプリを活用するのがお勧めです。
YAMAPは登山中スマホの電波が圏外であっても、登山コースと自分の現在位置がわかる地図アプリで、山の地図が読めない初心者には必須アイテムだと思います。
また、YAMAPは登る山探しにも便利で、気になる山や近所の山を簡単に探すことができ、モデルコースやそのコースの体力度なども確認することができるため、登山デビューに最適な体力度低めの簡単そうな山を見つけることができます。
デビュー戦の服装
「登山の服装は「レイヤリング(重ね着)」が基本で、ベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターレイヤーといった役割の異なるウェアを組み合わせ、山のさまざまな環境に適応するのが重要」と言われていますが、これから本当に続けるかもわからない登山のために色々な服を揃えるのは大変です。
登頂が簡単な山で様子見登山をするだけなら、普段着でも問題ないかと思います。
ただ、私のデビュー戦は下の写真のようにジーンズとTシャツで登りましたが、3月の低い山といえどかなり汗をかき、ジーンズも動きにくさを感じました。
このデビュー戦を経て、吸汗速乾のシャツと動きやすいパンツは必要だと実感し、できるだけ低予算で探したところ、ワークマンとユニクロで以下のものを合計4,000円ほどで購入しました。
①ユニクロ エアリズムデオドラントメッシュ
消臭機能と高い通気性、吸汗速乾で、登山関係なく普段から愛用しています
②ワークマン エアロストレッチクライミングパンツ
股、膝の動きが楽なクライミングカットとストレッチ性と、吸汗速乾、UVカット機能を備えたパンツが2,000円以内で買えます。
③ワークマン 遮熱-5℃冷感 クライミング 長袖Tシャツ
UVカット、吸汗速乾で1,000円以下で買えるため、登山で多少破損しても精神的ダメージが少ない一着です。
④ワークマン クライミング長袖ハーフジップ
吸汗速乾で上記③のクライミング長袖Tシャツより高いですがそれでも1,500円です。
クライミング長袖Tシャツと比べ、ジッパーと脇部分のメッシュがあるため涼しさが向上します。
登山にハマりそうになったら用意するもの 三種の神器+α
1,000m以下の低めの山を2回登り、登山にハマっていったので道具を買い足すこととしました。
登山の三種の神器と言われているのがザック、レインウェア、靴です。
これらもできるだけ低予算で行きたいと思っていましたが、三種の神器はある程度しっかりしたものの方が良いと教えられたため、それぞれ2万円程度で購入しました。
ザック ミレー サースフェー60+20
テント泊をしたいと思っていたため、ザックは60ℓの容量のもの、靴はハイカットのものを勧められました。
ザックはミレーのサースフェー60+20を購入しました。
主な特徴
- 高さ調整可能な背面システム
- 取り外してサブバッグにもなる雨蓋
- レインカバー付属 など
靴 SIRIO
SIRIOは国内の登山靴メーカーで、日本人に特有の甲高幅広や扁平足などの足型にも合った靴作りをしているそうです。
私もショップで色々試し履きをさせてもらった結果、一番フィットしたのがSIRIO製品でした。
レインウェア モンベル トレントフライヤージャケット
レインウェアはゴアテックスが使われているものを探した結果、モンベルのトレントフライヤージャケットに行きつきました。
耐水圧50,000mm以上、透湿性44,000g/m²・24hrsの高い防水、透湿性や、重量200g以下でコンパクトになる点に惹かれました。
脇部分にジッパーが付いており、風通しが良くなる点も重宝しました。
フリース モンベル シャミースジャケット
適度にゆとりがあり、アウターとしても中間着としても着用できます。
高い保温力・通気性と、ストレッチ性を備え、リーズナブルで山歩きしやすいジャケットです。
トレッキングポールは必須
個人的にはトレッキングポールは初心者にこそ必須アイテムだと感じています。
トレッキングポールなしで登山に行った際は、下山で膝がかなり痛くなりましたが、トレッキングポールを使うとバランスがとれ、下りでも膝への負担が明らかに軽減されました。
トレッキングポールは安いもので2本セットで3,000円くらいのものもありますが、なんとなく安すぎるのが不安で、YAMA HACKでオススメブランドとして掲載されていたLEKIのポールを買いました。
世界的なポール専門メーカーでありながら、2本セットで10,000円ちょっとで購入できました。
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