キャンプ好きが高じて登山を始めました
記念すべきテント泊登山1回目は、大阪と奈良にまたがる金剛山です
大阪府の最高地点(標高1,053m)もあり、初心者でも2時間ほどで山頂(1,125m)まで登ることができます
金剛山の中腹にあるキャンプ場は、トイレや炊事場がとてもキレイで料金も安く、そこら辺のキャンプ場よりハイクオリティでした
キャンプ場までの道のりは舗装されて歩きやすく、子どもでも登ることができるので、初めてのテント泊登山には最適な山だと思います
アクセス・駐車場
キャンプ場ホームページに従い大阪府立金剛登山道駐車場を目指しました。
登山口には駐車場がいくつもあり、昼過ぎに到着しても空いていました。
1日600円で利用できます。
私が止めた所はスタッフが回収に来るスタイルの駐車場でしたが、スタッフ不在の場合は写真の建物に設置されている封筒にお金を入れ、ポストに投函します。(翌日下山したらスタッフがいて、その時に支払いでもよかったそうです)
登山口~ちはや園地まで
登山開始
伏見林道入口からスタートとなります。「ちはや園地 金剛山」と書いてある立て札が目印です。
林道伏見峠線を1時間ほど登るとキャンプ場に着きます。
そこでチェックインとテントの設営をしたのち、ダイヤモンドトレール・金剛山遊歩道を通って山頂を目指しました。
道は舗装されていて歩きやすいですが、傾斜はきついうえに、テントなどの荷物も重く、登山初心者にはかなり大変でした。
キャンプ場から山頂までは比較的緩やかな坂で歩きやすかったです。
傾斜は急だが歩きやすい
キャンプ場までの道のりは、近くを川や滝が流れており、水の音を楽しみながら登れます。
序盤の砂利道→中盤の舗装路→後半の丸い溝付き舗装路と、道が進化していくごとに傾斜がきつくなっていくイメージでした。
10分程歩くと、飲めそうな雰囲気の水が流れていましたが、デリケートキャンパーのためスルーしました。
更に5分ほど登ると滝があります。
滝を過ぎると丸い溝つきの舗装路になり、傾斜が本気を出します。
この区間が一番きつく15分ほど続きます。
丸溝舗装路を抜けると再び砂利道となり、以降は山頂まで緩やかな道になります。
登り始めてから40~50分程でセーブポイント風の祠があり、これを過ぎるとすぐキャンプ場に着きます。
ちはや園地 金剛山キャンプ場
管理棟・予約方法
キャンプ場の予約はちはや園地のホームページから電話での予約となります。
持込テント泊は通年で利用可能となっており、夏季などはバンガローや常設テントの利用もできるようです。
テントサイトはグランド(500円)とウッドデッキ(1,000円)があり、どちらも低価格で利用できます。
薪や炭の販売の他、BBQコンロや調理・食器セットの貸出しもあり、盛大に肉を焼いているグループもいました。
スマホ使えます
スマホの電波は問題なく、SNSや動画を楽しめました。
グランドサイト(Aサイト)
2人用テントが楽々入る広さで、各区画に丸太やベンチがあります。
隣り合っている区画もありますが、段々になっていたり離れている区画が多いため、プライバシーはある程度確保されます。
イスやテーブルなども持っていきましたが、区画内にベンチもあり、食事は広場で食べたため必要ありませんでした。
Aサイト 炊事棟・広場
テントサイト内は火気使用禁止のため、食事は炊事場に併設されている広場でとりました。
屋根もあり雨でも安心です。
炊事場にはかまどもあり、蛇口の数も豊富です。
受付時に水道の栓の貸出しがあり、それを蛇口に合体させるスタイルです。
洗剤も置いてあるのはありがたいです。
デッキサイト(B・Cサイト)
デッキサイトも2人用テントが余裕で入る広さで、2張り立てているグループもいました。
ロープ固定用の石が置いてあるサイトも多くありました。
B・Cサイト 炊事棟
⇓Bサイト炊事棟
⇓Cサイト炊事棟
バンガロー
バンガローは8人用で、コンセントがついているようです。
トイレ
トイレは管理棟横、Bサイトの上部にあります。
山のトイレは汚いイメージがありましたが、男女分かれており、水洗でとてもきれいなトイレでした。
ピクニック広場
簡単な遊具もあります。
星と自然のミュージアム
金剛山の動植物関係の展示があり、無料で見学できます。
ここにもトイレがあり、Cサイトはここのトイレが一番近そうです。
休憩所
キャンプ場を利用しない登山者向けの施設かと思いますが、自動販売機もあり助かります。
ちはや園地~山頂まで
キャンプ場から約40分で山頂に行けます。
キャンプでテントや寝袋などの荷物を下ろしてかなり身軽になり、道も緩やかなため山頂までは楽に行けました。
展望台
ちはや園地を出てすぐに展望台があります。
まだ途中なので感動は薄めでした。
大阪府最高地点
キャンプ場から10分ほどで、大阪府最高地点に到達します。
割と気楽に行けましたが、大阪のてっぺんに立つと達成感がありました。
湧出岳
大阪最高点を過ぎた後も緩やかな道を進み、途中分岐点があります。
湧出岳ルートを選択しました。
道中は細く、今までの道と比べると歩きにくいものの、10分程で湧出岳に着くのでそれほど苦ではありません。
湧出岳のゴールは目の前に発電施設のようなものもあり、景観は良くありません。
そこからしばらく下ると正規ルートに戻ります。
湧出岳ルートを通り10分ちょっとで正規ルートに合流します。
正規ルートに合流してすぐセーブポイントがあります。
金剛山葛城神社
セーブポイント通過後すぐに鳥居があり、いよいよゴール感が出てきます。
葛城神社にも金剛山頂の札が立っておりここで満足しそうになりますが、もう少し続きます。
山頂
福石や夫婦杉、神社などを通過するといよいよ山頂です。
売店には16時ちょうどに着きましたが、この時間には閉まっていました。自動販売機がたくさんあります。
登り始めてからキャンプ場での設営と休憩含め、約2時間半で山頂に到達しました。
登山に慣れておらず疲れましたが、道は終始歩きやすかったため金剛山をテント泊登山デビュー戦にしてよかったと思います。
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